皐月2007

ジェット日記
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27日 ------------------------------------------
チャックベリーの伝記映画「ヘイル・ヘイル・ロックンロール」が遂にDVD化されました。およそ20年前の作品で当時もビデオ化されていたものの、今回ようやくのDVD化です。日本版は2枚組の構成で、1枚は本編、もう1枚はセッション風景と制作裏話となっており、2枚目も本編以上に楽しめました。

このヘイルヘイル、数ある音楽映画の中で個人的にはベスト1作品です。偉大なるロックンロールの創始者チャックベリーの真実の姿を、形式的な伝記ではなくドキュメントとしてちゃんと捉えています。ロックの世界で果たした彼の業績を考えれば、もっと世界中から賞賛され愛されるべき存在であるはずなのに、そうはならなかった。人種差別という社会問題、また彼の複雑なパーソナリティ(簡単に言えば偏屈者)というものが、映画を見ているうちにわかってくる。

映画のハイライトを飾るライブのバンドを仕切ることになったキース・リチャーズ。少年時代にチャックベリーを聞いてロックに目覚め、ローリングストーンズとして地位と名声を気づきました。あえて悪い言い方をすれば、チャックから音楽的にいろんなモノを盗んで金持ちになった人間。意地悪なチャックです、映画中でも様々な衝突が生じています。しかしキースはこの(人間的に?)難しいプロジェクトを無事成功させたのでした。

映画中キース先生は言ってます。「彼の音楽を聞いて、自分の進むべき道が決まった。何をされても、どうしても彼の事が嫌いになれない。なぜなら彼を尊敬しているから。」・・・愛ってこういうものなのだっ!て思います。泣けるぜ、キース先生!!

今回の付録DVD(2枚目)なんですが、どうして20年間もお蔵入りさせてたんだ!って叫びそうになるほど貴重な映像です。クラプトン、チャック、キース達によるセッション、ホントに盛り上がっていて(コメントしている監督の言葉どおり)音楽好きには見てるだけで堪らないものがあります。
また制作裏話も、おもしろかった。苦労していたのはキース先生だけではなかった。映画プロデューサーにチャックがこんなにタカっていたとは。。チャックベリーの頭の中は、常に「マネー」なのかもしれません(笑)。

20日 ------------------------------------------
スーパーギタリスト、ゲイリームーアのCDを衝動買い。1985年発表の「run for cover」というアルバム。
タワレコでたまたま見つけて「懐かしいなぁ」とジャケットを手にしたら、当時12インチのB面にだけ収録されていた、お気に入りの楽曲「still in love with you」まで入っているじゃないですか!うわーコレ聞きたい〜買わなくちゃ、と思って♪

このアルバムが発売されたのは、自分がギターを始めた高校時代。ギター雑誌に「ギター初心者はまずリッチーブラックモア、マイケルシェンカー、ゲイリームーアを聞こう」と書いてあったものだから、うまくなりたい一心で彼らの音楽を積極的に聞いたりギターフレーズをコピーして弾いたりしていました。ギター雑誌によれば、彼らは基本的なブルース・スタイル(ペンタトニックスケール)を踏襲しているから、という推奨理由だったように記憶してます。

当時まだ僕もティーンエイジャー。どちらかといえば音楽そのものより、見た目重視でカッコいいものに魅かれるお年頃。ゲイリームーアは見た目、イモ兄ちゃんにしか見えず、正直言って憧れを抱くような対象にはなりませんでした。。(ファンの方ゴメン!)

しかし、あれから四半世紀が経過。こんな僕も少しは成長したものです。今、ゲイリームーアのギターを聴くと、凄すぎて鳥肌が立ちます。ここまでギターを歌わせる、というか泣かせる(さらに号泣させる)人はこの世の中にいないと思います。見た目は昔の印象と少しも変わっていませんが(笑)、不器用そうな外見とは正反対で、ものすごく器用で繊細な技巧派ギタリスト。人を見かけで判断してはいけません(笑)。

CD購入以来、結構毎日聞いています。やっぱり泣きのギターはイイ!ギターは泣かせてナンボの楽器ですねー。本当に久々にギターの練習を、初心に返って真面目にしたいと思ってます♪ありがとう、ゲイリー先生。

13日 ------------------------------------------
先日の出来事。その日は、午後から勤務の平日だった。
なので、朝の空いた時間を活用し(?)、近所のパチンコ屋さんへ朝イチ潜伏確変台を狙いに行った。要はパチンコ台に朝イチランプが点いていれば、それは当たりが保証されているようなもの。
平日ということもあり、待ち行列もさほどなし。今日はもらった!

・・・しかしそこに、ハイエナのライバル(エナバル)らしき人物を確認。確かコイツに昔、タッチの差で潜伏台を奪われた記憶あり。年の頃なら30?平日に来てるなんてプー太郎くんなのだろうか?一見まじめそうではあるが。

ちょっと気合入れて開店と同時に店内早歩き(笑)。その甲斐あって、今日はオイラがお目当ての潜伏台ゲット。何度かエナバルも見回りに来ていたが、申し訳ない、君はお預けね♪
(しかし、自分も気になって彼の行方を捜してみたら、別の潜伏台確保してた。さすがー)

しかし当方あえなく2連チャンで終了。ちと残念。
さてエナバルはどうしたものやらと、様子を見に行く。しかし彼はもう、そこにはいなかった。残された台のカウンター数値から推測するに、単発で時短まわして即ヤメだったと思われ。
以前もそうだったが、当たり終了後に粘らずにサッっと切り上げるところがヤツの尊敬すべきところ。オレなんか「まだもしかしたら・・・」なんてズルズルやっちゃうので、その点は見習いたいものである。

渡世では、エナバル同士はお互いに相手を敵視するもの。その存在によって、利益が半減するわけだから当然である。
しかし、情報交換したり、少人数であればチーム組んで行動するなんてのもアリなんじゃないか、そんな物思いにふける初夏の候。でもやっぱり、美味しいものは独り占めしたいもんだよね〜(笑)。

05日 ------------------------------------------
あいたたた〜、今日は一日中パチンコ屋の中で過ごしてしまいました。。時間の無駄遣いじゃー。
瞬間的にはプラスに出ていた時間帯はあったものの、結果的に大幅なマイナス。やめ時は何度かあったはず、しかし立ち回りを誤って失敗してしまったよー。

近所のパチ屋に朝から行ってみる。GWだし、どうせクギも厳しいだろうなぁと思ったら、意外なほどよく廻る好感触な1台を偶然発見。「この廻りならイケる!」手ごたえを感じた私は、しばらく粘ってみることに。浮き沈みを繰り返したが、ハネデジなのに4箱強の出玉になった。「この台を閉店まで打つとどうなるのだろう♪」・・・一時はそんな気さえしていた。

しかし、そこからドツボにハマる。1/100の確率のハネデジなのに、なんと600回転の大ハマリ!!信じられんが事実。いったい確率って何なんだ!と言いたくなった。出玉消失はもとより、かなりの追い銭。まあ自分が悪いのだけど。よく廻るから、ついついやめられなくて・・・。
その後も集中力を欠き、「どの台でもいいや」的なずさんな立ち回りを展開。もうオケラで泣きっ面にハチで撃沈。

上記の、疲れていたり集中力のない時の勝負は厳禁。傷を深めるばかりである。敗北決定でも勇気ある撤退を心がけたい。
反省の念も込めて、このブログに記しておこう。勝ってるときの、天狗になって調子に乗ってる自分へ捧ぐ。これもオマエ自身なのだ(笑)。


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